前院長先生が昭和51年5月この地に開業されて以来、何十年にわたり当院外来に通院されている方が多くいらっしゃいます。ご年齢と共に通院が難しくなられた患者様には、主治医が患者様のご自宅に伺い、診療を継続させていただきます。訪問診療は24時間365日緊急時でも駆けつけます。最後までかかりつけ医を全うし、あなたらしい生活をどんどんまもります。
訪問診療とは
訪問診療とは、医師が患者様の居室に伺い計画的な医療サービスを提供することです。
ご自宅で診察、検査、処置を行い、薬を処方します。緊急時には24時間臨時往診で対応いたします。
対象となる患者さま
- ご自身で通院が困難な方
- 通院介助を得ることができない方
- 治療が必要な難病や慢性疾患で、自宅で過ごしたい方
- 悪性疾患で病院での治療を終わられた患者様
- 入院加療が必要だが何らかの理由で入院できない方
訪問診療の申し込みは、お気軽にお問い合わせください。
連携室担当 直通携帯 070-3072-3930 メール: info@ddmc.jp
どんどんまもろう訪問診療の強み
院長は循環器内科専門医で心不全の治療に精通しています。CCU での全身管理に長い経験があり、穿刺の手技が専門です。 強心薬を用いた全身管理、胸水穿刺、腹水穿刺、PICCカテ挿入を在宅で施行することが可能です。入院と同レベルの「治す医療」も在宅で提供するということです。在宅医療は終末期医療のイメージが強く、たしかに、癌終末期の緩和治療を在宅医療で担う部分は大きいですが、必ずしも在宅医療=終末期医療ではありません。
わたしたちは治せる医療、できれば外来に復帰していただくことを目標にし、特に心不全に関しては高いレベルの在宅医療を提供したいと考えています。院長は 20年間、心臓カテーテル治療を専門とし救命の現場で診療してきました。重症心不全でなかなか退院できない患者様を多く見てきましたが、病院と同等の治療をご自宅で提供できれば、重症心不全の患者様もご自宅で過ごしていただけると考え、在宅医療の現場に身を移しました。
高齢化が進み、日本の心不全患者は増加の一途を辿っております。2025年には新規の心不全患者は 37万人、心不全罹患者数は 120万人、心不全パンデミックと呼ばれています。心不全パンデミックの世で、慢性心不全の治療の場の大半は、在宅医療に移ってよいのではと考えています。心不全は主に点滴治療で改善します。循環器専門医による病院と同等の心不全治療で、患者様がご自分らしく、快適にご自宅で過ごしていただけるよう、患者様のステージに合わせた最適な医療を提供してまいります。
当院の訪問診療でできること
- 採血
- 点滴・注射
- 12誘導心電図
- ホルター心電図
- ポータブルエコー検査
- ポータブルレントゲン検査
- 強心薬点滴を用いた心不全治療
- 中心静脈カテ挿入・管理
- PICC 挿入・管理
- 胃ろう管理
- 経管栄養管理
- 輸血
- 血液ガス分析
- 麻薬を用いた疼痛緩和ケア
- 膀胱留置カテーテルの交換・管理
- 在宅酸素療法
- 褥瘡処置
- 腹水・胸水穿刺
- 気管切開カニューレ管理
- 腹膜透析管理
- 喀痰吸引
- COVID-19 抗原・PCR検査
- インフルエンザ迅速検査
- 各種予防接種
在宅での腹腔穿刺
ポータブルレントゲン
在宅での血液ガス分析
訪問可能エリア
- 上三川町
- 真岡市
- 下野市
- 壬生町
- 宇都宮市南部
- 小山市北部
- 芳賀町
- 益子町西部